「食生活アドバイザーのテキストや本って、どれがおすすめなの?」
「食生活アドバイザーの参考書はどう選んだらいいの?」
「食生活アドバイザーの問題集って市販されていないけど、買えるものなの?」
食生活アドバイザー試験のテキストや本はたくさん出版されていて、どれが自分に合うのか迷ってしまいませんか?
分かりにくいテキストや使えない本を買ってしまって、お金も勉強時間もドブに捨ててしまうのは避けたいものですよね。
そこで今回は、食生活アドバイザーのテキストや本の中からおすすめを厳選してご紹介します!
失敗しないテキスト選びのポイントもお伝えするので、最後まで読んであなたにぴったりの参考書を選んでいきましょう。
- 最小限の勉強で独学合格したい方には「公式テキスト」がおすすめ
- 独学が不安、安心して合格したい方には「ユーキャンの通信講座」がおすすめ
- サブテキストとして重要語句を抑えたい方には「出る単」がおすすめ
まずは食生活アドバイザー試験の難易度や合格に必要な勉強時間の目安を知ろう!
「食生活アドバイザーを取得したいけれど、何を・どのくらい勉強したらいいのだろう?」
このように疑問を持つ方は、まず試験の難易度について理解しましょう。
なぜなら、試験の難易度によって、どのくらいの勉強量や勉強時間を確保すれば良いのか目安がわかるからです。
ここでは食生活アドバイザー試験の難易度や必要な勉強時間の目安について解説してきますね!
食生活アドバイザー試験の難易度
食生活アドバイザーの合格率は実施回によって多少異なりますが、3級で65%、2級で40%となっています。(協会公式HPより)
3級は食生活の基礎知識から忠実に出題されているため、合格率はそこそこ高くなっています。
しっかりテキストや通信講座で勉強すれば合格可能な試験であるといえるでしょう。
一方、2級では3級よりも合格率が低くなっています。
現在、公式HPでは合格率が40%と記載されていますが、過去35%ぐらいだったこともあります。
そのため、2級は独学での合格は少し難しいかもしれません。
食生活アドバイザー2級試験の独学での合格が難しい理由
この理由は主に3つあります。
1.2級には記述式問題が出題される
3級は選択式問題だけ出題されますが、2級になると選択式問題に加えて記述式問題が出題されます。
しかも「漢字〇文字で答えなさい」「アルファベット〇文字で答えなさい」という、細かい指定までされているんですね。
また、重要語句そのものを答えるだけでなく、重要語句を説明することも求められます。
2.3級では五肢択一問題だったのが、2級では六肢択一問題になる
2級では「該当なし」という選択肢が加わり、六肢択一問題になります。
選択肢が1つ増えるだけでも難易度が上がるのに、それが「該当なし」だと一瞬にして迷いが生じてしまいますね。
3.2級では3級の知識を応用した出題がされる
3級では主に重要語句を暗記しながら学習を進めていきますが、2級ではその重要語句が「私たちの生活にどのように関わってくるのか」という応用的な問題に発展していきます。
そのため重要語句をただ暗記するだけではなく、普段の生活やニュース・新聞といった話題と絡めて、正確に理解することが必要になっていきます。
このように、2級の問題は出題形式も出題内容も3級よりも難しくなっています。
また2級は内容が深いため、多くの疑問点がでてくるでしょう。
そのため2級に関しては独学ではなく、通信講座などこれらの疑問点に答えてくれるツールを利用するほうが合格しやすいです。
疑問点を解決することによって、十分に知識を蓄えることができるでしょう。
食生活アドバイザー合格にかかる勉強時間や期間の目安
食生活アドバイザー試験の合格に必要な勉強時間の目安として、ユーキャンの通信講座を例に紹介します。
ユーキャンの通信講座では、2級と3級の同時合格を約4ヶ月で目指すカリキュラムになっています。
さらに、1日の勉強時間目安は30分〜1時間ほどとなっているため、忙しい方でも取り組みやすいですね。
つまり、2級・3級単独での勉強であれば2ヶ月ほどが目安と言えます。
また3級合格のために必要な勉強時間は30〜60時間、2級の合格も狙うとなると合計60〜120時間の勉強時間が必要という計算になります。
ただし、上記の勉強時間は講師からの添削指導や質問サービスなども使って効率的に勉強できる通信講座の場合です。
テキストのみの独学であれば疑問点も自分で解決していかなければいけませんし、もっと多くの学習時間が必要になってくるでしょう。
食生活アドバイザーのテキストや本の失敗しない選び方
食生活アドバイザーのテキストはたくさん種類があるので、選ぶのに迷ってしまいませんか?
そこで選ぶ際に明確な判断基準があると、かなり選びやすくなるものです。
ここでは食生活アドバイザーのテキストを選ぶ際に見るべきポイントを解説していきます!
2級と3級のテキストの違いを知ろう
「2級用テキストで勉強すれば、3級も合格できるのでは?」
「2級用テキスト1冊だけ用意したらいいんじゃない?」
このように考える方もいらっしゃると思いますが、結論としておすすめしません。
なぜなら、2級用テキストというのは「3級の内容を理解した」上での著作になっているからです。
つまり、3級の理解がないのに2級用テキストで勉強しても基礎知識がないため、理解することは難しいでしょう。
また、3級を受験せずに、最初から2級を受験する方だと
「2級のテキストだけ勉強すればいいのでは?」
と考えるかもしれません。
しかし、前述の通り2級というのは3級を理解した上での級です。
よって、3級の知識がないまま2級を受験される方は、2級用テキストに加え3級用のテキストも揃えて学習していくようにしましょう。
最新版のテキストを選ぶ
どのテキストを購入するせよ、1点だけ注意して欲しいことがあります。
それは必ず最新版を購入するということです。
なぜなら、食を取り巻く環境は変化していくものだからです。
とくに法律関係や時事問題では顕著に表れます。
私は管理栄養士の資格を取得していますが、受験勉強していた頃にこれらで混乱したことがありました。
かつて正解だったことが、不正解になっているんですね。
実際、中古などで格安で売られているテキストがあるのですが、出版が古いものが多いです。
よって、法律も時事も古い情報のまま出題されいる可能性があります。
そのためテキストは最新版を購入し、新しい情報で試験に挑むようにしましょう。
独学が不安な方は通信講座もおすすめ
前述しましたが、2級の合格率は35%〜40%ほどと結構難しめの試験になっています。
独学だと疑問点を自分で解決していかなければなりませんし、記述問題も一人で正解を模索していくことになります。
誰かに質問することもできませんし、勉強していて途中で挫折してしまいそうですよね。
しかし通信講座であれば、質問したり記述問題の添削を受けたりすることができます。
これだと疑問点は解決することができますし、自分で作成した答案が正解かどうかを客観的に判断してもらうこともできますね。
- 独学では挫折するかもしれない方
- 疑問点を解決してしっかり理解したい方
- 自分の答案を客観的に判断してもらいたい方
- 安心して効率よく勉強したい方
このような方には通信講座がおすすめです。
【食生活アドバイザーのおすすめテキスト】役に立つ本や参考書、問題集を紹介
食生活アドバイザー公式テキスト
こちらのテキストは実施団体による唯一の公式テキストになっています。
大きな強みは何と言っても「公式テキスト」という信頼性の高さでしょう。
出題範囲がまんべんなく網羅できるように作られています。
各章末には、試験問題にもとづいた練習問題を収録されており、インプット→アウトプットを繰り返しながら学習できるようになっているのがいいですね。
また、重要語句を隠しながら覚えることができるように赤シートも付いています。
これら以外の特徴としては、他のテキストと比較してページ数が少なめです。
必要なところを端的にまとめてあると考えればメリットになりますが、他のテキストと比べると内容・解説が相対的に浅いというデメリットでもあります。
もちろん、ページ数が多い=詳しい内容・解説というわけではありません。
しかし、実際に他のテキストと比べるとイラストは少なめですし、解説文も試験の文章とほぼ同じになっています。
表現するならば、必要なところをぎゅっと凝縮した「教科書的な」テキストになっていますね。
「厚いテキストだと勉強していて気が遠くなってくる…。」
「最小限の学習で合格したい!」
このような方には公式テキストがおすすめです。
ユーキャンの食生活アドバイザー通信講座
「完全独学は不安だな。」
「何かサポートがほしい。」
このように考える方は、ユーキャンの食生活アドバイザー講座を検討してみてもいいかもしれません。
ユーキャンの食生活アドバイザー講座は、試験実施団体であるFLAネットワーク協会公認の講座となっています。
こちらの講座で送られてくる教材は以下の通りです。
- メインテキスト2冊
- 実践問題集2冊
- ポイントBOOK(赤シート付き)
- 実践レシピ集
- ガイドブック
- 添削・質問関連書類一式
ユーキャンの食生活アドバイザー講座の強みは、2級・3級の両方の試験に対応しているため、4ヵ月でダブル合格が目指せるようになっていることです。
なぜたった4ヶ月という短い期間でダブル合格できるのかというと、3級と2級の共通部分をまとめて学ぶことができるテキストになっているからです。
さらに、1日の学習時間が30分~1時間で進めていけるよう設定されているため、忙しい方でもムリなく合格が目指せます。
また、両方受験しなくても、2級のみ出題される部分にはマークがついているため「3級だけ」「2級だけ」といった単願で受験することも可能です。
さらに、ユーキャンの食生活アドバイザー講座は手厚いサポートが受けられるのも魅力ですね。
具体的には、
- 添削3回あり(各級の模擬試験を含む)
- メールや郵送で質問可能(1日3問まで)
- 受講生専用サイト「学びオンライン プラス」でWEBテストや動画による解説を利用可能
- 講師からのアドバイスや励ましの動画メッセージ
このような特典があります。
添削を受けることで自分の答案を客観的に見てもらうことができますし、いつでも質問できることは疑問点を早く・確実に解決することができます。
そして、WEBで学習できることは、お手持ちのスマホやパソコンで気軽に学習することができるため、スキマ時間を使って効率的に勉強することができますね。
また、講師からアドバイスを貰えることで、学習につまった時でもモチベーションを上げて学習することもできるでしょう。
「手厚い特典があることは分かったけれど、目標学習期間の4ヶ月だけしかサポートが受けられないのでは?」
「4ヶ月だと短いし、何だか不安だな。」
このように考える方もいるかもしれませんが、安心してください。
もし何かの都合で学習が遅れてしまっても、受講開始から12ヶ月はすべてのサポートが受けられます。
各々のペースで学習することも可能となっているんですね。
最後に、費用についてですが、スマホやタブレットでどこでも学習できるデジタルテキストのあり・なしによってお値段は変わってきます。
お値段は以下の通りになっています。
■デジタルテキストあり:
- 一括払い 39,000円
- 分割払い 3,300円×12回(12ヵ月) = 総計:39,600円
■デジタルテキストなし:
- 一括払い 36,000円
- 分割払い 3,050円×12回(12ヵ月) = 総計:36,600円
(すべて税込・送料会社負担)
通信講座を検討する上で一番ネックに感じてしまうのが、やはり費用の問題になりますね。
当然ですがサポートが付いているため、通信講座のほうが費用は高くなってしまいます。
「これだけ費用が高くつくなら、完全独学でテキストを購入して学習を進めていったほうがいい。」
このように感じる方もいるでしょう。
実際その方法でもいいと思います。
しかし、私は費用の一点だけで通信講座の選択肢を無くしてしまうことは少しもったいないなと感じてしまいます。
なぜなら完全独学だと孤独な受験勉強になってしまい、疑問点が生じた時は自己解決していかなければいけませんし、場合によっては解決できないまま不時着することもあるからです。
私は過去に管理栄養士国家試験の受験勉強をしていましたが、やはり学習を進めていると「ん??これはなぜ正解になるの?」というような問題に出くわすことがよくありました。
解説を読んでも腑に落ちなかったんですよね。
これはどの資格にもいえることですが、答案や解説自体が間違っていることは意外とよくあります。
私の場合、その当時は大学に通っていたため、友人や先生に質問して疑問点を解決することができました。
しかし、これが完全テキストだけの独学だと疑問点を調べるにも多くの時間がかかってしまい非効率な学習になってしまいますし、確実にモヤモヤしながらその問題を飛ばしていたでしょう。
食生活アドバイザーを受験される方は、資格マニアと呼ばれる方や会社の業務命令で受験する人を除いて「合格すること」だけが目標なのではなく、「内容をきちんと理解して、その結果として合格」を目指している方が多いと思います。
せっかく食生活に興味を持って学習することを決めた訳ですから
- 疑問点をきちんと解決して理解できるのか
- 効率よく学習できるのか
この2点を踏まえて学習方法を検討してほしいと感じます。
\分割払い可能♪/
ユーキャンの食生活アドバイザー通信講座を受講した口コミや評判はこちらの記事でまとめているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
ユーキャンの食生活アドバイザー通信講座は高いですが、本当に効果はあるのでしょうか?そこで今回は、ユーキャンの食生活アドバイザー通信講座受講者の口コミや評判を調査しました!良い口コミだけではなく悪い評判もお伝えするので、ぜひご覧ください!
ユーキャンの食生活アドバイザー検定速習テキスト&問題集
ユーキャンは通信講座だけでなく、「ユーキャンの食生活アドバイザー検定速習テキスト&予想模試」というテキストも出版しています。
こちらの出版されているテキストと、通信講座で送られてくるテキストとは別物になります。
ユーキャンの食生活アドバイザー検定速習テキストは公式テキストと似ていてます。
学習内容が網羅されているのはもちろん、各レッスン末に確認問題があったり、赤シートが付いてきたりすることも同じですね。
異なる特徴としては、別冊に「一問一答&ポイント集」が付くことです。
取り外して使えるため外出先で手軽に学習するともできますね。
また、
- キャラクターが一緒に学習を進めていってくれる
- 欄外では用語解説や「プラスワン」といったコラムがある
- レッスンごとに3段階(A・B・C)で頻出度が載っている
など様々な工夫がされています。
>>「ユーキャンの食生活アドバイザーテキスト」販売サイトはこちら
一発合格!ここが出る!食生活アドバイザー検定3級テキスト&問題集
こちらのテキストは、食生活アドバイザー公認講師の方が執筆しています。
内容は公式テキストやユーキャンのテキストと似ていて、コンテンツがきちんと網羅されイラストや図でわかりやすく解説されています。
また、数ページではありますが各都道府県の郷土料理や旬の食材など、フルカラーでわかりやすくイラスト化されています。
文章で読むよりも、図やイラストで視覚的に覚えることが得意な方にはぴったりのテキストになっています。
また、欄外のコラムなどで以前の出題傾向が書いてあるのも参考になりますね。
しかし、購入する場合は時期を考えるようにしてください。
こちらのテキストの第2版は2016年に出版されたものです。
他のテキストと比べてかなり古い内容になっている可能性があります。
2020年7月には第3版が出版されるので、できればそちらを購入するようにしましょう。
購入のタイミング次第で、他のテキストと比べて最も情報が古くなるか新しくなるのか差がでるテキストなので注意してくださいね。
>>「一発合格!ここが出る!食生活アドバイザーテキスト」販売サイトはこちら
食生活アドバイザー検定最短合格のための出る単!321
こちらのテキストも、食生活アドバイザー公認講師の方が執筆しています。
特徴としては、前述まで紹介したいくつかのテキストと、だいぶ違う構成になっている点です。
一言で表すならば「辞書」です。
まず、過去問を集計・分析し、科目ごとの重要語句を出題頻度が高い順にランキング形式にまとめています。
そして、ランキングが高い順に解説されています。
出題頻度が高い順に重要ポイントをおさえていけるのがいいですね。
また、必須ミネラルや水溶性ビタミンなど覚えにくいところは、語呂合わせで覚えられるように工夫されています。
2013年に出版されているため少し情報が古いことが心配ではありますが、重要語句を理解するという点では十分役に立つでしょう。
独学だと分からないところはインターネットで調べると思いますが、インターネットは情報で溢れており、取捨選択が難しい場合があります。
このような調べる時に、こちらのテキストは役に立つでしょう。
メインのテキストではなく、分からないことを調べるためのサブテキストとして利用することをおすすめします。
食生活アドバイザーの過去問題集の購入方法
食生活アドバイザーのテキストは楽天や書店で購入することができますが、過去問題集は実施団体にお取り寄せするしかありません。
過去問題集の申し込み方法は、願書を請求すると過去問題集の申込書も同封されていますので、それで注文するようにしてください。
お値段は3級で2,200円、2級で3,300円(税・送料込)となっています。
過去問題集を解くことは出題傾向と対策が分かるため、受験前には必ず取り組みたいところです。
実際、本番の試験では過去問題集と似た問題がわりと出題されています。
また、過去問題集を解く時は時間配分に気をつけてください。
本番の試験で慌てないように、自分の解くペースをきちんとつかんでおきましょう。
そして、過去問題集を解き終わると自分の弱点も見えてくると思います。
その都度、解説をよく読み、理解するようにしてくださいね。
過去問題集を利用することで、難易度や雰囲気といった傾向をおさえ、理解度をチェックすることに役立ててください。
- 最小限の勉強で独学合格したい方には「公式テキスト」がおすすめ
- 独学が不安、安心して合格したい方には「ユーキャンの通信講座」がおすすめ
- サブテキストとして重要語句を抑えたい方には「出る単」がおすすめ
ユーキャンの食生活アドバイザー通信講座を受講した口コミや評判はこちらの記事でまとめているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
ユーキャンの食生活アドバイザー通信講座は高いですが、本当に効果はあるのでしょうか?そこで今回は、ユーキャンの食生活アドバイザー通信講座受講者の口コミや評判を調査しました!良い口コミだけではなく悪い評判もお伝えするので、ぜひご覧ください!