「食生活アドバイザーは独学でも合格できる?」
「食生活アドバイザーの効率的な勉強方法や覚え方を知りたい!」
「食生活アドバイザーに独学で受かるためには、どれくらいの勉強時間や期間が必要?」
食生活アドバイザーは受験資格がなく誰でも受けることのできる試験なのですが、実際のところ独学でも合格できるのでしょうか?
思ったよりも難易度が高くて、途中で挫折してしまうことは避けたいものですよね。
そこで今回は食生活アドバイザーに独学で挑戦する場合の難易度や勉強方法、覚え方のコツなどを分かりやすく解説していきます!
独学でおすすめのテキストや受験テクニックなども紹介しているので、独学で対策したい方の参考になれば嬉しいです!
食生活アドバイザー3級は独学で合格可能!
実施回によって多少異なりますが、食生活アドバイザーの合格率は3級で65%、2級で40%とFLAネットワーク協会から発表されています。
テキストや通信講座できちんと対策すれば、十分合格することは可能でしょう。
特に3級は基本的な内容が出題されるため、テキストの重要語句・ポイントを暗記していけば合格圏内に入ることができます。
しかし、2級に関しては、テキストだけを使った完全独学での合格は少し難しいかもしれません。
食生活アドバイザー2級は独学の難易度が高い3つの理由
食生活アドバイザー2級に関しては、テキストだけの独学は難しい理由は大きく3つあります。
- 記述問題が出題されるから
- 選択肢に「該当なし」が加わるから
- 応用問題も多く出題されるから
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう!
①記述問題が出題されるから
3級は選択問題だけですが、2級ではそれに加えて記述問題が出題されます。
しかも、「漢字〇文字で答えなさい」「アルファベット〇文字で答えなさい」という細かい指定まであるんですよね。
また、このように語句を記述するだけでなく、重要語句について説明することも求められます。
②選択問題に「該当なし」が加わり6択になるから
3級は5択の選択問題でしたが、2級では「該当なし」が加わって6択になります。
「該当なし」が加わることによって、かなり迷いが生じてしまいそうですよね。
正確な知識を頭に入れて、正解を導けるようにしておかなければいけません。
③応用的な出題傾向になるから
3級は重要語句をしっかり暗記していけば合格できるかもしれませんが、2級ではその重要語句が「私たちの生活にどのように関わってくるのか」という応用的な問題に発展するため、難しくなってきます。
普段から身近な生活やニュース・新聞といった話題と絡めて、正確に理解することが必要になってきますね。
このように、2級は3級と比べて難易度がぐっと上がってきます。
2級に合格するためには、
- ただ重要語句を暗記するだけでなく、その意味を論理的に理解しておくこと(日常生活に結びつけられたらなお良し)
- 疑問点が出てきたら、その都度きちんと解決しておくこと
これら2つがポイントになってきます。
2級に関しては、テキストだけの完全独学よりも、疑問点に答えてくれるツールを活用したほうが効率よく学習できそうですね。
食生活アドバイザーを独学で合格するのに必要な勉強時間や期間の目安
2級と3級の同時合格を目指す場合の勉強時間は、トータルで150~200時間だといわれています。
1日に取れる勉強時間には個人差がありますが、仮に無理なく継続して勉強できそうな1日1時間で計算した場合、150日~200日の勉強期間になります。
すなわち、5ヶ月~7ヶ月が勉強期間の目安になるということですね。
しかし、こちらはあくまで毎日休まずに勉強した場合の目安です。
仕事や家事・育児で忙しく、あまり勉強時間を確保できない方は期間を長めに考えていたほうがいいでしょう。
また、3級だけ受験する場合、こちらはそこまで難しくないため2~3ヶ月の勉強期間で合格することが可能です。
一方、2級だけ受験する場合、3級の知識がどれだけあるのかにもよりますが、難易度が上がるため最低でも半年ほどの勉強期間は必要になるでしょう。
食生活アドバイザーのおすすめ勉強方法や覚え方のコツ
食生活アドバイザーの勉強を進めていく上で、意識したい勉強方法や覚え方のコツがあります。
これらのコツを押さえておくことで、限られた時間の中で効率的に合格していくことができます。
- 3級は公式テキストを理解して覚える
- 2級は公式テキスト以外の知識も重要
- 過去問題集に取り組んで実戦経験を積む
- 覚え方は1問1答形式の暗記カードがおすすめ
- 問題文をしっかり読むことが重要
- 公式テキストに載っていない選択肢は”偽”の可能性が高い
それぞれのポイントについて解説していきますね!
①3級は公式テキストを理解して覚える
3級の試験の特徴は、テキストの太文字、すなわち重要語句から忠実に出題されるということです。
したがって、沢山暗記すればするほど、高得点に繋げることができます。
また、3級の試験では公式テキストに書かれていない問題からは出題されませんし、クセのある応用問題もありません。
さらに3級は選択問題だけなので、公式テキストの重要語句をしっかり暗記し、その意味を理解すれば合格することができるでしょう。
2級は公式テキスト以外の知識も重要
2級の試験の特徴は、重要語句を暗記した上で、それが「私たちの生活にどのように関わってくるのか」という応用的な思考が問われるということです。
そのため、2級はただの暗記ではなく、私たちの生活と結びつけて深く理解しておく必要があります。
また、2級の過去問題集には公式テキストに載っていないような問題も少なからずあったとのこと。
公式テキストは必要最低限のことを簡潔にわかりやすく書かれているため、他のテキストと比べて情報量が少ないです。
2級に関しては、公式テキストの知識量だけでは少し足りないのかもしれませんね。
もし公式テキスト以外の知識も蓄えたいと考えるならば、別のテキストも一緒に利用して勉強してみたら良いかもしれません。
このように、2級では公式テキスト以外の教材もチェックして、知識を蓄えていくことも必要になってくるでしょう。
③過去問題集に取り組んで実戦経験を積む
言うまでもありませんが、試験前に過去問は必ず解いておきましょう。
食生活アドバイザーに限らず、過去問を解くことは出題傾向と対策がわかるため、必ず取り組むべきことです。
ちなみに、食生活アドバイザーの過去問題集は協会からしか手に入れることができません。
テキストは楽天や本屋で購入することができますが、過去問題集は協会に申し込まなければいけないため、注意しましょう。
過去問題集を申し込むには、願書を請求すると過去問題集の申込書も同封されていますので、それで注文するようにしてください。
お値段は、3級で 2,200円 、2級 で3,300円(税・送料込)となっています。
そして、過去問題集を手に入れたら、まずは一通り解いてみましょう。
食生活アドバイザーの過去問題集は、第〇回といった試験ごとに分けられているのではなく科目ごとに分けられて作られているため、苦手科目が把握しやすいです。
間違えが多いところが苦手な科目になるため、そこから重点的に勉強していきましょう。
- どうして間違えたか
- その問題の重要語句と意味を理解していく
- 正解以外の選択肢も確認していく
このようなことを意識しながら、コツコツ学習してください。
④覚え方としては1問1答形式の暗記カードがおすすめ
1問1答形式の「暗記カード」を作成して、重要語句と内容を理解していくこともおすすめです。
作成手順を説明すると
- 過去問題集を一通り解く
- 答え合わせをして、間違えが多い科目から解答とテキストを照らし合わせて内容を理解する
- 分からなかった単語をカードの表に、その単語の説明を裏に記入する
この3ステップを繰り返し行います。
解いていくうちに覚えてきたらカードを抜いてもいいですし、反対に間違えた問題があったら追加するようにしてください。
では、具体的な暗記カードの記入例を挙げてみましょう。
表:無酸素運動(アネロビクス)
裏:一気に力を出す運動のこと 例)重量上げ、短距離走
・疲労物質である乳酸が蓄積する。
・継続時間は2~3分
・主に消費するエネルギーは「糖質」
このように暗記カードを活用することで、分からなかったことを集中的に復習することができます。
⑤受験の際は問題文をしっかり読むことが重要
これは食生活アドバイザーの試験に限った話ではありませんが、問題文をよく読むようにしましょう。
試験問題あるあるですが、選択肢の文中に正しいことと間違っていることを混在させていることがよくあります。
前半部分は正しいことが書いてあるのに、後半部分は間違ったことが書いてあったり一部分だけおかしい語句が入っていたりするなど、ひっかかることが多いです。
このような問題を読み落とさないようにするためには、睡眠が重要になってきます。
寝不足の状態で読解力を低下させることがないよう、最高の状態で試験に臨めるようにしましょう。
⑥公式テキストに載っていない選択肢は”偽”である可能性が高い
これは回答のコツになりますが、食生活アドバイザーの場合、公式テキストに書いていないことは基本的に偽である場合が多いです。
とくに3級は基本に忠実な内容が出題がされています。
問題文を読んで「公式テキストに書いていなかったな」と思ったら、その選択肢は偽だと思ってください。
しかし、これはあくまでも「傾向」です。
実際、2級では公式テキストに載っていないような問題も少なからずあったとのこと。
コツとして頭の片隅には入れといてほしいですが、やはり他の選択肢も見て真偽を確かめるようにしてくださいね。
食生活アドバイザーの独学にオススメのテキスト
完全独学で食生活アドバイザーの合格を目指すのであれば、「公式テキスト」をおすすめします。
こちらは実施団体による唯一の公式テキストですし、何より信頼性が高いです。
内容としては、出題範囲が網羅されていていることはもちろん、各章末には試験問題にもとづいた練習問題が収録されています。
また、解説文も実際の試験とほぼ同じ文章で書かれています。
暗記→確認のサイクルで学習することができるため、着実に知識を増やすことができますね。
そして、赤シートも付いてくるため重要語句を隠しながら覚えることができます。
公式テキストのその他の特徴としては、他のテキストと比べてページ数が少ないところです。
「分厚いテキストだと勉強する気力が無くなってくる。」
「最小限の学習で合格したいな。」
このように考える方には、試験に出るところを端的にまとめてある公式テキストはぴったりです。
しかし、端的にまとめてあるのはメリットである反面、内容・解説が少し物足りないというデメリットでもあります。
学生時代に食について勉強をしてきた人とかであれば問題ありませんが、全く勉強したことがない人だとギリギリの合格になるかもしれません。
過去問題集を徹底的に攻略するなど、他のテキストやツールと並行して対策していくことも考えてみましょう。
公式テキストも含めて食生活アドバイザー試験対策におすすめのテキストはこちらの記事でまとめているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
食生活アドバイザーのテキストや参考書、本はたくさんあって、どれがいいか悩んでしまいませんか?今回は食生活アドバイザーのテキストや本からおすすめを厳選してご紹介します!失敗しないテキスト選びのポイントもお伝えするので、参考になれば幸いです。
独学で食生活アドバイザーの勉強をするのが不安な方はユーキャンの通信講座がおすすめ
独学で食生活アドバイザーの勉強をするのが不安な方は、「ユーキャンの通信講座」を検討してみてもいいかもしれません。
こちらの講座で送られてくる教材は以下の通りです。
- メインテキスト2冊
- 実践問題集2冊
- ポイントBOOK(赤シート付き)
- 実践レシピ集
- ガイドブック
- 添削・質問関連書類一式
ユーキャンの食生活アドバイザー講座は、3級と2級の同時合格を約4ヶ月の勉強期間で合格できるようにカリキュラムが組まれています。
一方、3級・2級の単独合格を目指す場合は、約2ヶ月の勉強期間が設けています。
ちなみに、1日の学習時間は30分~1時間ほどを目安にされているため、通勤時間やお昼休みを利用して、無理なく学習が続けられそうですね。
また、休みの日にまとめて学習するというやり方でもいいかもしれまません。
完全独学の場合は毎日1時間の勉強で5~7ヶ月が必要な勉強期間であったのに対し、通信講座だと毎日30〜1時間の勉強で4ヶ月の合格を目指せるため、効率よく学習を進めることができるでしょう。
なぜユーキャンの通信講座が4ヶ月で合格できるようになっているのかというと、3級と2級の共通部分をまとめて学習できるようになっているからです。
3級・2級の単独合格を目指す場合でも、2級のみ出題される部分にはマークがついているため、単願での受験にも対応しています。
そして、個人的にユーキャンの通信講座の1番のメリットだと思う点は、何といってもサポートの手厚さだと思っています。
- メール、郵送での質問サービス(1日3回まで)
- 添削指導(3回)
- 受講生専用サイト「学びオンライン プラス」でWEBテストや動画による解説を利用可能
- 講師からのアドバイスや励ましの動画メッセージ
特に2級は記述問題や応用問題が多いため、
「これで正解なのかな?」
「よく分からないな。」
このようなことが度々出てきます。
以上のようなサポートを活用することで、自分の答案を客観的に見てもらえたり、疑問点を早く・確実に解決したりすることができます。
- 忙しくてなかなか勉強時間が取れない方
- 効率的に勉強したい方
- サポートを受けて理解を深めたい方
このような方にはユーキャンの通信講座がおすすめです。
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ユーキャンの食生活アドバイザー通信講座を受講した口コミや評判はこちらの記事でまとめているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
ユーキャンの食生活アドバイザー通信講座は高いですが、本当に効果はあるのでしょうか?そこで今回は、ユーキャンの食生活アドバイザー通信講座受講者の口コミや評判を調査しました!良い口コミだけではなく悪い評判もお伝えするので、ぜひご覧ください!